移動中の思考の形

偶然の必然

流れる景色の影響でしょうか、身体へのランダムな振動の影響でしょうか、不思議なことに、歩いているときや乗り物に乗っているときなど、移動中は思考が伸びます。静止状態とはちがう思考の形とでも言うのでしょうか。
日曜日の朝、所用につき新幹線で移動していたのですが、ふと、通路を挟んだとなりの席の男性に声をかけられました。”おはよう。”
彼は、わたしが学生のころに少しだけ授業を受けたことがある講師の方で、現在ではたまに大学の職場で顔を合わせる人でした。まさか休日の新幹線で出会うとは。すごい偶然でびっくりしました。
それから、彼のとなりへ移動し、いろいろなお話をしながら到着までの時間を過ごしました(ちなみに降車駅まで同じでした!)。
それまでわたしの頭の中でぐるぐるまわっていた考え事とは少し離れた話しの内容でしたが、ひとりで本を読んでいた時間に既に「移動中の思考の形」がセットされていた状態で聞く彼の言葉はスッと頭に入り、あっという間に時間が経ちました。
全くの偶然に持つことができた時間でしたが、何か今の自分に必然とも思えるような言葉をたくさんいただいた気がしたので、忘れないように書き留めておきます :-)

  • デザイナーにとって、簿記の考え方は必須である
  • 僕の動きつづけるパワーは、止まった時に自分が澱むことへの恐怖心からくるもの
  • いつでも自分にプラスのエネルギーを与えてくれる存在を見つけ、その人についてゆけ

いまこうやって書いてみて、タイトルの「移動中の思考の形」と上記項目2つ目の「動きつづける」はリンクしているかもしれないことに気付きました。
「思考が伸びる」と書いた移動中の状態は、絶え間なく「動きつづけ」ている状態と等しいのかもしれません。
改めて、アウトプットも大切だなぁ・・・・。書いてよかった ;-)

N700系


復路では、はじめてN700系に乗ることができました。大変快適でした :-D
自由席でも足下に電源が!!嬉しくなって思わず携帯でパチリ。