Optical Camouflage

すぐそばに透明人間はいるかも?

最近「攻殻機動隊 S.A.C.(STAND ALONE COMPLEX)」をいっき見しました。昨年のエヴァ熱に続いて、ちょっとそういうアニメを見直しています。いやぁ、士郎正宗という人はどこまでもすごい人ですね。ウォシャウスキー兄弟が強烈なインスパイアを受けマトリックスを制作するに至ったというのも納得です。
さて、S.A.C.というテレビシリーズにはタチコマという思考戦車が出てくるのですが、(最初は違和感あるものの)わたしはその子たちが大好きになりました。思わず最終幕あたりでは「こいつらロボットだ、死ぬとかいう概念はないんだ、泣いちゃダメだー!!!」と思いながら、涙をがまんできませんでした笑。
タチコマを見ていると、手塚治虫の「火の鳥」の「未来編」と「復活編」で描かれているロボット「ロビタ」を思い出します。ロビタもタチコマも、命とか”ゴースト”とか情などといったロボットにはおよそ縁のないものを持つような、人間臭いロボットとして描かれているのが共通している点です。
さてさて、タチコマはいいのですが、攻殻機動隊の中で光学迷彩という技術?を知りました。まあ敵のアジトとかに潜入したりする時に姿を見えなくする(=透明人間のようになる)便利なものです。わたしはその場面はふつうにサイエンスフィクションのひとつとして見ていたのですが、実際に、もうあるんですね・・・

  1. 東大で光学迷彩ばっかり研究している人たち

  1. 昼間のステルス、見えない兵士

  1. 精度は低いけど一番リアルかも


1番目のムービーのソース(http://www.star.t.u-tokyo.ac.jp/projects/MEDIA/xv/oc-j.html)の「参考文献」にはちゃんと「士郎正宗, 攻殻機動隊, 講談社, 1991」とあるのがすごいです。91年って、、、17年前ですよ。
授業で、どうやったらコンピュータとかインターネットとか好きになりますか?と質問されたことがあったのですが、ためしに攻殻機動隊を観てみたらどうだろう!!と今なら答えるかもしれません ;-)
今日はこれが書きたくて、technologyというカテゴリまでつくってみました。