原点にかえろう。情報デザインとは。

最初の課題を終えてみて感じたことはたくさんあったけれど、その中でも「ウェブに公開するコンテンツとして見たときに、これはまだ「情報」になっていないよね」ということをどう分かりやすく簡潔に伝えることができるかをものすごく考えました。(事実まだわたしもその理由をうまく説明できないでいて、今回そのことが露呈したわけですが。)
でも逆に、出席者全員がウェブページを期限までにアップロードし、それなりに形にしてくれたからこのことを指摘したくなる程度までこれたんだとも思いました。
今回の課題でもわたしはなかなか大きな問題をみんなになげかけ、たくさんの「?」を植え付けたことだと思います笑。その「?」がまだ胸に残っているうちに、少しでも解消することができるよう次の授業の準備をしよう。
前出の「これはまだ「情報」になっていないよね」の理由を言葉で表すことを考えた時に、ある2冊の本を思い出しました。

誰のためのデザイン?

誰のためのデザイン?—認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)
ドナルド・A. ノーマン 野島 久雄 D.A. ノーマン
新曜社 (1990/02)
売り上げランキング: 5492

それは「情報」ではない。

初めてさらり読んだ頃から比べ、世の中もわたし自身も変わり過ぎなほど変わっているので、(次回授業までというわけにはいかなそうですが)年末年始にもう一度ちゃんと読み返したいと思いました。
直接ウェブの技術やデザイン技法の勉強になる本ではないけれど、情報デザイン学科で学ぶみなさんにとってとても大切な、根本的なことが書かれていると思います。図書館にもあるはずですのでぜひ。
しかし、12月はもはや泣きそうです。どうしてこういつも12月は泣きそうになってしまうんでしょう。読む本のリストはどんどんとたまってゆきます。(わたし読むのあんまり早くないので速読できる人がうらやましいです。訓練なのでしょうかね。センス?!)
そそそんな中、今日またアマゾンで重くなったカートを押してレジに行ったわたしです。笑